あいちトリエンナーレ2019が、
10月14日をもって閉幕した。
今年も多くの作品との出会いがあった。
このイベントが面白いのは、
普段地元の人が生活している商店街や駅、
何でもない雑居ビルの一角が、
会期中だけアート作品の一部となり、
生活とアートが繋がる瞬間を感じられるところにある。
それは異質であり、同時に痛快でもある。
今回でいうと、
四間道・円頓寺エリア、豊田市駅周辺エリアで、
以前は岡崎や豊橋なども会場になっており、
街を歩きながら作品を巡るのが、とても楽しかった。
もちろん愛知芸術文化センターや名古屋市美術館にも、
素晴らしい作品はたくさんあった。
ただ、「表現の不自由展・その後」の中止の影響で、
作家の意図する状態で見られない作品や、
扉が閉ざされてしまった部屋もあり、残念に思う。
第1回目となる2010年から行っているが、
今年ほどいろんな意味で話題になった年はなかった。
ここで紹介するのは、
僕が見て、撮った、展示作品たちの記録です。